私は絵心が全然なく、特にアイソメ図のような奥行きのある絵が苦手なのですが、これが意外と業務の支障になることがあります。
例えば、機械系エンジニアの方に見積もりを依頼するときに「こうしてほしい」と伝えるために簡単なアイソメ図があるとコミュニケーションが円滑になると思いますが、絵が拙すぎて逆に伝わらなかったり。圧損計算用の配管スケッチがうまく描けなかったり。
同僚に「ころ太の描くアイソメは時空が歪んでいる」と言われたこともあります ^^;
また、空間把握能力の問題かもしれませんが、自分で描けないと読み取るも苦手で時間がかかるような気もします。
そこで、アイソメ図の描き方を解説するサイトを参考に、アイソメ図を練習してみました。
準備
フリーハンドで描くのはハードルが高すぎるので、アイソメ図用の方眼紙を下記サイトからダウンロードし、印刷しました。「斜方眼紙」というようです。方眼紙として販売されているものも見つかりますが、高価ですね。

描いてみる
上記のページにとてもわかりやすい解説がありました。
まずは一番上に合った図を真似して描いてみます。

あれ、方眼紙の使い方が間違っているような……角度は合っていますが罫線を無視しないと描けない……

はい、90度回転すると正しい向きになりました。方眼紙の横に対して(水平線ではなく)垂直な線がある向きが正しいようです。
方眼紙の使い方と、配管の方向と描くべき角度の対応がわかったところで、下記のページ一番下に配管の写真とそれをアイソメ図にしたものが載っていたので、真似して描いてみます。(配管スケッチの練習を想定)

1回目はこんな感じの仕上がりに……赤ペンで添削を入れてみました。

写真で左側に伸びている配管が、アイソメ図上で左上に行くのか左下に行くのかがすぐには判断できず。描こうとしている配管と平行な配管を探して、その配管を描いた向きと合わせる、と考えるのが良さそうです。
長さが合っていないのは、細かいことなのでまずは無視しても良さそうです。が、今回は同じ高さとわかっているのにずれていたので、気になりますね。

はい、描けました ^^
罫線の向きが3方向あって、上下左右と奥・手前の6方向に対応していることがやっと認識できた気がします。
まとめ
アイソメ図の描き方の初歩の初歩を練習してみました。
絵心がなくても、規則が理解できれば描けるようになりそうです。
そういえば中学か高校の技術の授業で等角図の描き方を習ったなぁと急に思い出しました。仕事で使うことになるとは……。
実際の配管はもっともっと複雑ですので、業務の中で練習してみようと思います。
ご安全に!
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